鈴木鎮一(スズキ・メソード)の奏法を研究する会

※スズキ・メソードとは直接関係ありません https://www.youtube.com/channel/UCwgEn8nYsP3QsvR0MhQC0OA

バイオリンの奏法に関する誤解

私の先生には、再三「バイオリンをひくな」と教えられましたが、この意味が理解できたのは最近になってからです。この「ひくな」の「ひく」というのは、漢字をあてがえば「弾く」ですが、別の言葉でいえば、

 

「弓を上から下に動かさないこと」

 

となるでしょう。こう言うと、

 

「弓は上下に動いているではないか」

 

と思われることでしょう。そうなのですが、それは「結果的にそうなる」というのが重要です。バイオリンの弾き方の参考書やwebサイトなどを見ると、

 

・弓は弦に対して直角に動かす

・弓は寝かせるor毛を全部使うように立てるべき

・弓はこうやって持つべき

・肘を下げるor下げ過ぎない

 

等、色々と書かれていますが、これもすべて結果的に「そうなる」という話であり、順序は逆にはなりません。だから、人によって多少合う・合わないが出るでしょう。そのため、まずは、

 

弓の毛の弾力

 

を感じることが重要なのです。


ブルッフ:バイオリンコンチェルト_1楽章 (Max Bruch: Violin Concerto Mov.1)


ブルッフ:バイオリンコンチェルト_2楽章 (Max Bruch: Violin Concerto Mov.2) ー4

 


ブルッフ:バイオリンコンチェルト_三楽章 (Max Bruch: Violin Concerto Mov.3)b


ショーソン「詩曲」(通し)Chausson: Poème, Op.25

 


美しきロスマリン Schon Rosmarin/Kreisler

※きちんとスラーは守る

 


コレルリの主題による変奏曲 クライスラー Variations on a theme by Corelli/Kreisler


コレルリの主題による変奏曲 クライスラー Variations on a theme by Corelli/Kreisler 2